よく分かるエンコーダの教科書

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高速・精密な機械の性能を支える
エンコーダのすべて

       

エンコーダとは、機械的な位置の変化や方向・角度を検出し、電気信号に変換して出力するセンサのこと。高度な自動化装置の浸透の高まりと共に注目され、小型化・高性能化が進んでいます。

エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ
エンコーダのイメージ

エンコーダ種類仕組み

工作機械・事務機器・工業用ロボットなどで用いられているエンコーダは、
光学式と磁気式、インクリメンタル方式とアブソリュート方式といった種類に分けられます。

TYPES

エンコーダの種類

エンコーダの種類

光学式と磁気式

エンコーダには光学式と磁気式の2タイプがあります。
光学式エンコーダは、発光素子 (LED)・受光素子・レンズ・コードホイール (回転スリット円板)で構成されるもの。コードホイールに設けられたスリットを、発光素子の光が通過するか・しないかをセンサで検知します。

磁気式エンコーダは、永久磁石とホール素子(磁気センサ)というシンプルな構成。モーター軸に設置された永久磁石から発生する磁界分布の変化を、ホール素子で検知する方式となります。

ロータリー式と
リニア式

エンコーダは、さらにロータリー式とリニア式に分かれます。

ロータリー式は、 軸の回転位置を検出するもの。

リニア式は直線の位置を検出するもので、それぞれ違いがあります。

MECHANISMS

エンコーダの仕組み

エンコーダの仕組み

エンコーダによる位置検出の仕組みにはいくつかの種類がありますが、ここでは幅広い分野で使用されることの多い、光学式エンコーダについて解説していきます。

光学式エンコーダは発光素子 (LED)・受光素子・レンズ・コードホイール (回転スリット円板)で構成されており、光のON/OFFを検知するものです。モーターなどに設置されたコードホイールが回転すると、発光素子からの光がコードホイールのスリットと呼ばれる穴をすり抜けます。このとき、光が通過するかしないかで生成された光パルスを受光素子が検出。電気信号へと変換して出力する、という仕組みとなっています。

ちなみに、上記で説明した仕組みは「透過型」と呼ばれるもので、光学式エンコーダにはもうひとつ「反射型」があります。反射型のエンコーダは、発光素子からの光をコードホイールが反射するかしないかを受光素子で検出するという仕組み。透過型に比べると、小型化が容易であるとされています。

エンコーダ選定ポイント

エンコーダとひと口に言っても、その種類は多種多様。どのエンコーダを導入するべきか、悩んでしまうことも多いでしょう。
目的や用途に合わせてエンコーダを選ぶ必要はありますが、時代の流れやニーズに合わせて適切な製品を選ぶことも重要です。ここでは、3つの選定ポイントをご紹介します。

小型&省スペース

自動車・家電・食品・医療など、さまざまな業界で高まる自動化デバイス・機器への需要。
こうした機器類は小型化が進んでいます。そのため、コンパクトで省スペース型のエンコーダを選ぶのが得策と言えるでしょう。もちろんコンパクトなだけでなく、高性能であることも必要な条件のひとつです。

分解能

近年では産業用ロボットの販売台数が増加し、活躍のシーンも広がるなどでそのニーズが多様化。実にさまざまな動作が求められるようになり、それに伴って高性能なエンコーダのニーズも増えてきています。
エンコーダは分解能によってその性能が異なるため、高い分解能を持つエンコーダを選ぶことも重要と言えるでしょう。

耐環境性能

各産業で高まるエンコーダへの需要。しかしその一方で、低温・高温・多湿・汚れ・油など、過酷な環境下における機械的故障、トラブル発生の多さが課題となっています。
せっかくエンコーダを導入しても、すぐに故障しては意味がありません。厳しい環境でもスムーズに動作する、耐環境性に優れたエンコーダを選ぶようにしましょう。

条件別
インクリメンタル式
エンコーダ3選

ここでは、とくに国内産業で使用されることが多いインクリメンタル式エンコーダを取りあげ、
条件別に厳選して紹介します。

高い精度での
位置決め制御に特化

MEH-60Pシリーズ【マイクロテック・ラボラトリー】

画像引用元:マイクロテック・ラボラトリー公式HP
(https://www.mtl.co.jp/products/encoder/incremental/MEH-60.html)

MEH-60Pシリーズ
【マイクロテック・ラボラトリー】

  • 最大432,000の高分解能
  • 内径Φ30の大型中空軸
  • 取り付けやすい薄型・中空軸

用途例

  • 工作機械
  • ロボット

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省スペースで使えて
高分解能&耐環境性

CE-32Rシリーズ【緑測器】

画像引用元:緑測器公式HP
(https://www.midori.co.jp/products_cat/potentiometer)

CE-32Rシリーズ
【緑測器】

  • Φ32×25で360~144,000P/R
  • オイルミスト環境下も使用可
  • -20~85℃で安定出力

用途例

  • 半導体
  • 液晶製造装置
  • コンバー
    ティング機械

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危険で厳しい環境下に
耐える堅牢な構造

HS35Rシリーズ【フォーティブICGジャパン】

画像引用元:フォーティブICGジャパン公式HP
(https://www.incom.co.jp/products/detail.php?company_id=2931&product_id=61376)

HS35Rシリーズ
【フォーティブICGジャパン】

  • 欧州本質安全防爆
  • IP67/温度範囲:-40~100℃
  • 耐振動/耐衝撃:20G/400G

用途例

  • 搬送昇降機械
  • 加工機械
  • 組立機械

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【選出基準】編集チームが調査した国内メーカー・販売元25社のロータリーエンコーダ(光学式インクリメンタル方式ロータリーエンコーダ)より、取り付けやすい中空軸タイプを各社公式HPから調査・選定(2022年3月24日時点)
・MEH-60P:内径Φ30の大型中空軸製品のうち、最も高い分解能を持つ
・CE-32Rシリーズ:小型(Φ32以下)製品のうち最も高分解能で、保護等級が高い
・HS35Rシリーズ:中空軸製品のうち、最も高い保護等級と温度範囲、耐振動/耐衝撃性能を持つ

インクリメンタル式
ロータリーエンコーダ
詳しく解説

各インクリメンタル式ロータリーエンコーダの特徴やスペックデータをご紹介します。
エンコーダ選びにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

DETAIL

イメージ

イメージ

高い精度での
位置決め制御に特化

MEH-60Pシリーズ
【マイクロテック・ラボラトリー】

マイクロテック・ラボラトリー公式HPキャプチャ

画像引用元:マイクロテック・ラボラトリー公式HP(https://www.mtl.co.jp/products/encoder/incremental/MEH-60.html)

マイクロテック・ラボラトリーのMEH-60Pシリーズは、中空高分解能インクリメンタルエンコーダ。外径はΦ74mm、中空率40%の製品となっています。

分解能は100から選ぶことができ、最大432,000P/Rまで対応可能な高分解能タイプ。出力形態も、電圧出力・矩形波・オープンコレクタ出力・ラインドライバ出力が用意されています。

耐環境性能としては、使用温度が0~60℃となっており、温度変動が著しいなど過酷な環境下での使用はやや厳しいケースもあります。

マイクロテック・ラボラトリー
公式HPでMEH-60Pシリーズの
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MEH-60Pシリーズ
のスペックデータ

外径 Φ74mm
分解能 100~432,000 P/R
IP 公式HPに記載がありませんでした
温度範囲 使用温度範囲:0~60℃
保存温度範囲:-20℃~80℃
耐振動・
衝撃性
耐振動:耐久55Hz 横振幅1.5mm X,Y,Z方向各2時間
耐衝撃:耐久500m/s2(約50G) X,Y,Z方向各3回

MEH-60Pシリーズ
の販売元情報

1981年の設立以来、高品質のものづくりを追求してきたマイクロテック・ラボラトリー。

設立当初はエンコーダのスリット板開発を中心としていましたが、高分解能光学式エンコーダの研究・開発などを通し、現在では多様な形態のエンコーダを開発から販売まで実施する、ロータリーエンコーダの専業メーカーとなりました。

ロータリーエンコーダの専業メーカーならではの新製品開発はもちろん、カスタム実績が豊富であるのもマイクロテック・ラボラトリーの特徴のひとつです。

会社名 マイクロテック・ラボラトリー
本社所在地 神奈川県相模原市南区上鶴間本町8-1-46
公式HP URL https://www.mtl.co.jp/

選定ポイント

POINT

選定ポイント

マイクロテック・ラボラトリーのMEH-60Pシリーズは、最大分解能432,000P/Rを誇る高分解能であることが特徴です。最終軸端における角度検出に適しているため、高い精度での位置決め制御が必要なケースに向いています。

ただし外径Φ74mm、質量340~430gとややサイズが大きいため、省スペースを希望する場合は注意が必要でしょう。

矢印

マイクロテック・ラボラトリー
公式HPで MEH-60Pシリーズについて
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省スペースで使えて
高分解能&耐環境性

CE-32Rシリーズ
【緑測器】

緑測器公式HPキャプチャ

画像引用元:緑測器公式HP(https://www.midori.co.jp/products_cat/potentiometer)

光学式インクリメンタルエンコーダであるCE-32Rシリーズは、外径Φ32mmの小型タイプ。シャフト形状は中空タイプ(貫通軸)があるほか、カスタム対応が可能なため、用途や環境に合わせて適したタイプを選べます。

分解能は360~144,000P/Rまで対応しており、希望するパルス数にカスタム可能。また、耐環境性にも優れており、保護構造 はIP65を実現。オイルミスト環境下といった、過酷な環境でも使用できます。

さらに、金属製パルスディスクの採用で耐衝撃性を向上、-20~85℃の使用温度範囲で安定的に信号出力します。 このようにCE-32Rシリーズは、小型&省スペースで使用でき、高分解能かつ耐環境耐性を兼ね備えている点が、大きな特徴と言えるでしょう。

緑測器公式HPで
CE-32Rシリーズの機能・特徴を
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CE-32Rシリーズ
のスペックデータ

外径 Φ32mm
分解能 360~144,000P/R
IP 65
使用温度範囲 -20~85℃
耐振動・
衝撃性
耐振動:200m/s2(IEC60068-2-6)
耐衝撃:1000m/s2(100G)±X,±Y,±Z方向 各3回印加(IEC60068-2-27)

CE-32Rシリーズ
の販売元情報

1952年創立の緑測器は、70年にわたって変位センサの開発・製造・販売を手がけている会社。

ポテンショメータの専門メーカーとしてはじまり、1973年には世界で初めて磁気抵抗素子を使った無接触方式の変位センサ「ブルーポット」を開発(※)するなど、数々の実績を誇ります。

これまで半世紀以上にわたり培ってきた実績とノウハウをベースに、現在はデジタルエンコーダの開発にも注力。ユーザーニーズに合わせて多品種少量生産に対応するほか急なトラブルの際には24時間以内に駆け付けるなど、徹底した現場主義によるサービス体制を持つ点も大きな特徴です。

※参照元:緑測器 製品カタログ【PDF】(https://www.midori.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/08/MIDORI-Catalog.pdf

会社名 緑測器
本社所在地 東京都羽村市神明台3-2-8
公式HP URL https://www.midori.co.jp/

選定ポイント

POINT

選定ポイント

CE-32Rシリーズは外径Φ32×25mmと非常にコンパクト、かつ中空タイプ(貫通軸)も選べるため、省スペースでの使用が可能。また、360~144,000P/Rまで対応できる高分解能で、要望に合わせたパルス数にカスタムできるのも強み。さらに中空貫通軸型にて防滴仕様IP65を実現。-20~85℃の温度下でも安定して使用できるなど、耐環境性の高さも選定ポイントのひとつです。

矢印

緑測器公式HPで
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危険で厳しい環境下に
耐える堅牢な構造

HS35Rシリーズ
【フォーティブICGジャパン】

フォーティブICGジャパン公式HPキャプチャ

画像引用元:フォーティブICGジャパン公式HP(https://www.incom.co.jp/products/detail.php?company_id=2931&product_id=61376)

フォーティブICGジャパンのHS35Rシリーズは、光学式の堅牢性中空軸エンコーダ。外径Φ96.52mmの大口径であることが特徴です。

厳しい環境下でも使用できるタイプとなっており、超堅牢仕様のプラスチック樹脂とメタルディスクを導入。通常のタイプは使用可能温度範囲-40℃~+85℃ですが、高温対応品であれば+100℃まで耐えられるようになっています。

また、IP(保護構造)は67を実現。密封シーリング構造で、湿度の高い環境下でも使用可能となっています。

フォーティブICGジャパン公式HPで
HS35Rシリーズの機能・特徴を
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HS35Rシリーズ
のスペックデータ

外径 外径:Φ96.52mm
分解能 1~5,000パルス/回転
IP 67
温度範囲 使用温度範囲:-40℃~+85℃(高温対応品:-40℃~+100℃)
保存温度範囲:-40℃~100℃
耐振動・
衝撃性
耐振動:20G(5~3000Hz)
耐衝撃:400G(6ms)

HS35Rシリーズ
の販売元情報

1974年に設立されたフォーティブICGジャパンは、米国ワシントン州に本社を持つフォーティブコーポレーションの日本支社。

40年以上にわたって、フォーティブグループのセンサおよび産業制御部品分野における製品の販売・サービスの提供を担っています。取り扱っている製品は、アブソリュートエンコーダ・インクリメンタルエンコーダ・圧力センサ・電動アクチュエータ・圧力スイッチ・トータルカウンタなど多種多様。ブランドも幅広く扱っており、さまざまなブランドの日本法人として各種製品の販売・サポートを行っています。

会社名 フォーティブICGジャパン
本社所在地 大阪府吹田市南金田2-12-23
公式HP URL https://www.fortive-icg.jp/

選定ポイント

POINT

選定ポイント

超堅牢仕様のプラスチックとメタルディスクを使用しており、+100℃までの高温にも対応できるHS35Rシリーズは、危険でシビアな環境にも十分耐えうる可能性があるエンコーダ。

耐振動・耐衝撃性も20G/200Gまで対応と高く、密封シーリング構造で高耐湿性も実現しているため、耐環境性を重視するような用途に適した製品と言えるでしょう。

矢印

フォーティブICGジャパン
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KNOWLEDGE

エンコーダ
基礎知識

さまざまな業界のオートメーション化の流れの中で、その需要を伸ばしているエンコーダ。

ここでは、そんなエンコーダについての基礎的な知識をまとめてみました。より良い製品を選ぶためにも、ぜひ目を通しておいてください。

ロータリーエンコーダとは?

ロータリーエンコーダとはどのような電子部品なのか、その基本的な情報を解説。
インクリメンタル方式・アブソリュート方式の特徴、デジタル信号を検出する仕組みについてもご紹介しています。

エンコーダの用途

幅広く用いられているエンコーダが、どのような用途で用いられているのかについてまとめています。産業用ロボット・エレベータなど、具体的なエンコーダの使用例も要チェックです。

基本構造

エンコーダには光学式エンコーダと磁気式エンコーダがありますが、それぞれどのような構造・原理で動いているのでしょうか。その仕組みについて紹介します。

もっと見る

光学式

光学式エンコーダの特徴とメリット・デメリット、さらに透過型・反射型の動作原理についてまとめました。また、小型&省スペースに対応できる製品も掲載しています。

磁気式

耐環境性に優れる磁気式エンコーダの特徴と、導入するメリット・デメリットをご紹介しています。動作原理と、主な用途についてもチェックしておきましょう。

検出方式

エンコーダにおける検出方法の種類として、インクリメンタル式とアブソリュート式、それぞれの概要を説明しています。どのような違いがあるのか、知識として知っておきましょう。

インクリメンタル方式

エンコーダの検出方式のひとつであるインクリメンタル方式の特徴と原理、メリット・デメリットについて解説しています。具体的な製品も掲載していますので、併せてご覧ください。

アブソリュート方式

アブソリュート方式のエンコーダにはどのような特徴があり、どのような仕組みで動作しているのかについてまとめました。導入のメリットとデメリットも、ぜひ参考にしてください。

シャフト構造

中空軸タイプのロータリーエンコーダの構造と使い方、具体的な製品情報をご紹介。中空軸タイプ以外のエンコーダの使い方と構造についても解説しています。

選定のポイント

エンコーダを選ぶにあたって注目したい、「方式」「分解能」「外形」「耐環境性」 の4項目についてのチェックポイントをまとめています。選定にあたっての注意点にも目を通しておきましょう。

上手な使い方・取り付け方法

ロータリーエンコーダを上手に使うために知っておきたい、軸のカップリング方法・配線方法・取り付け手順や、それぞれの工程における注意点をご紹介しています。エンコーダを使う前に、ぜひご一読ください。

主なエンコーダメーカー・
販売元

主なエンコーダメーカー・販売元

エンコーダを取り扱っているメーカー・販売元は数多くあり、提供している製品やサービスに違いがあります。
ここでは主なエンコーダメーカーのうちいくつかのメーカーを調査し、それぞれの特徴についてご紹介します。

主なエンコーダメーカー・販売元

マイクロテック・
ラボラトリー

高精度で小型タイプのロータリーエンコーダを、開発・販売・サポートまで国内で一貫して手がけている企業。

すべての製品が省スペース設計となっており、装置の軽量化だけでなく設計の自由度にも大きく貢献しているのが特徴です。

所在地
神奈川県相模原市南区
上鶴間本町8-1-46

緑測器

ロータリーエンコーダ、ポテンショメータの開発・製品化を行っている緑測器は、1952年創業で70年の実績を持つ専門企業です。

国内工場での生産体制と熟練工によるモノづくりを組み合わせ、多品種少量生産にも対応しています。

所在地
東京都羽村市神明台3-2-8

フォーティブ
ICGジャパン

フォーティブコーポレーションの日本支店であるフォーティブICGジャパンは、各種センサ、産業制御機器分野で活動。Hengstler(ヘンクストラ)・Gems(ジェムス)など、さまざまなメーカーのエンコーダ、カウンタなどを取り扱っています。

所在地
大阪府吹田市南金田2-12-23

小野測器

計測をベースに、さまざまなセンサ、計測機器の製造・販売を手がけている小野測器。一般工業用、防爆型、小型、低トルク型のロータリーエンコーダを取り扱っており、多種多様な業界の発展に貢献しています。

所在地
神奈川県横浜市港北区
新横浜3-9-3

ニコン

ニコンは、カメラや双眼鏡、メガネ、測定器、ソフトウェアといった光学関連装置を得意とする大手メーカー。

デジタルソリューション事業では、エンコーダをはじめとする光学素材分野でさまざまなニーズに応えています。

所在地
東京都港区港南2-15-3
品川インターシティC棟

多摩川精機

創業から現在まで、高精度センサをはじめとする制御技術で時代に合わせたサービスを提供している多摩川精機。

主力製品は角度センサ、モニタとなっており、宇宙産業や次世代自動車といった分野で活用されています。

所在地
長野県飯田市大休1879

もっと見る

オムロン

ヘルスケア、電子部品、制御機器、社会システムなど、さまざまな事業を展開している大手電気機器メーカー。

エンコーダ等の開発を行っているオムロン制御機器事業では、さまざまな産業のオートメーション化に貢献しています。

所在地
京都府京都市下京区塩小路通堀川東入

シーユーアイ・
ジャパン

米国メーカーCUI社の日本法人であるシ―ユーアイ・ジャパンは、多種多様な製品技術を取り扱う電子部品メーカー。

インターコネクト、オーディオ、モーションセンサなど、幅広い製品ラインナップが強みとなっています。

所在地
東京都港区白金台2-11-8
永昌高輪台ビル8F

東京測定器材

1961年創業の東京測定器材は、ロータリーエンコーダ、ロータリスイッチ、コードスイッチに関するニーズに応え続けている専門メーカー。

開発・製造している製品は、音響装置から医療機器まで幅広く利用されています。

所在地
東京都青梅市新町8-3-4

アルファ技研

マイクロエンコーダの設計・開発や、ソフトウェア開発などを行っているアルファ技研。

ロータリーエンコーダの設計・製造に関しては、1994年から手がけています。

所在地
北海道札幌市西区
西町南21-2-11

キヤノンプレシジョン

キヤノンの子会社として、カメラ用精密プレス部品の製造・加工から始まったキヤノンプレシジョン。

エンコーダを扱うモーションコントロール事業をはじめ、トナーカートリッジ、センサーの3事業を主軸としています。

所在地
青森県弘前市清野袋5-4-1

オートニクス

韓国を拠点に、センサ、制御機器などを世界中の製造現場へ提供しているオートニクス。

産業自動化専門企業としての技術力とノウハウを活かすと共に、ユーザーの負担を抑えるアフターサービスにも注力しています。

所在地
埼玉県志木市下宗岡3-10-31

ハイデンハイン

ハイデンハインは、ドイツを拠点にリニアエンコーダ、ロータリーエンコーダ、角度エンコーダなどの開発・製造を行っている企業。

提供している製品は、高精度工作機械やオートメーションシステムなどで導入されています。

所在地
東京都千代田区麹町3-2
ヒューリック麹町ビル9F

日本電産コパル電子

トリマ、スイッチといった電子デバイスを中心に、産業機器市場向けの各種センサを開発・製造・販売している日本電産コパル電子。

PS事業では、製版一貫体制でエンコーダ、ポテンショメータを展開しています。

所在地
東京都新宿区西新宿7-5-25
西新宿プライムスクエア7F

光洋電子工業

JTEKTグループの中心を担っている光洋電子工業では、設計・製造・販売までワンストップで行えるのが大きな強み。

確かな技術を持つエンジニアを揃える少数精鋭集団でありながら、これまでに開発した製品は50以上にのぼります。

所在地
東京都小平市天神町4-9-1

ネミコン

ロータリーエンコーダをはじめとする、回転センサーの製造・販売を手がけるネミコン。

専門企業としての技術力やノウハウをもとに開発された製品は、精密加工機・産業用ロボットといった技術に取り入れられています。

所在地
東京都港区虎ノ門1-16-4
アーバン虎ノ門ビル8F

テクノロジーリンク

エンコーダやHV、UHV真空機器など、高精度モーションコントロールデバイスをはじめとするハイテク機器、理化学機器を提供しているテクノロジーリンク。

これまでに培った技術で、各産業分野の問題解決を担っています。

所在地
東京都大田区蒲田2-14-8

エクストコム

エクストコムは、さまざまな産業のニーズに対応できるロータリーエンコーダを取り扱っている会社。

超小型タイプはもちろん、高分解能や抗環境耐性など、性能の高いエンコーダの設計・開発を目指しています。

所在地
神奈川県大和市大和東3-6-18

コア―テック

回転計、変位センサー、スピンドル、リニアスケールなどを取り扱っているコアーテックでは、ユーザーの要求に応じた専用設計にも対応。

オーダーメイドで、ニーズにマッチした製品の提供を行っています。

所在地
東京都目黒区青葉台3-6-28
住友不動産青葉台タワー14F

Bourns

Bournsはアメリカ・カリフォルニア州に本社を構えている会社です。小さなガレージから事業は始まりました。規模はどんどんと広がっていき、自動車・産業・医療機器などさまざまな分野の電子部品を開発・製造・供給しています。世界中に拠点を持ち、代理店を通して、エンコーダをはじめとするさまざまな電子部品を販売しています。

所在地
〒354-0035 埼玉県富士見市ふじみ野西4-1−1

東京コスモス電機

東京コスモス電機は、1957年に操業を開始した会社です。可変抵抗器の技術を確として、周辺技術や製品領域に枠を拡げながら、お客様からのさまざまなニーズに応える製品づくりを行っています。環境にも配慮した製品設計を得意としています。

所在地
神奈川県座間市相武台2-12-1

コーデンシ

コーデンシは、1972年に創業した会社です。センシングテクノロジーを用いて人々の暮らしにアプローチしながら、スマートなコミュニケーションを叶えるための取り組みを行っているのが特徴です。公式サイトのバーチャルショールームでは、製品の機能を実際に目で見て確認できます。

所在地
京都府宇治市槙島町11-161(京都本社)

knitter-switch

1966年創業のスイッチメーカー。アジアやドイツ、イギリス、スカンジナビアなどにネットワークを持ち、これまでの技術や経験をもとに開発してきたさまざまな製品の販売を行っています。取り扱っているエンコーダの種類も豊富です。

所在地
Baldham, Germany

Contelec AG

スイスを拠点としているグループに属している会社で、一般的な基準製品のほか、カスタマイズした製品まで幅広く対応可能。品質管理を最優先事項としており、精度や機能性などに優れたエンコーダを取り扱っています。

所在地
Portstrasse 38, 2503 Biel, スイス

ライン精機株式会社

エンコーダのほかにタコメータや温度計、測定機器などを取り扱っていて、特に計数機器の分野で知られている会社。ロータリーエンコーダを取り扱っています。新規事業に対しても積極的に挑戦を続けているのが特徴です。

所在地
東京都目黒区中央町2-37-7

武藤工業

武藤工業はMUTOHホールディングス株式会社の子会社で、エンコーダをはじめとするさまざまな設計・計測機器関連製品を取り扱う企業です。持続的な社会を目指し、顧客の満足だけでなく地球環境にも配慮した経営を行っています。

所在地
東京都世田谷区池尻3丁目1番3号

アルプスアルパイン

アルプスアルパインは2つの会社の経営統合により生まれました。自動車産業向けエンコーダの製造をメインにしており、金属軸・絶縁軸・貫通軸・中空軸と4種類のエンコーダを取り扱う企業です。

所在地
東京都大田区雪谷大塚町1-7

パナソニックインダストリー

パナソニックインダストリーは2022年4月に創業されたばかりのパナソニックグループの企業です。7形から38形までさまざまなサイズのエンコーダを提供しており、防水構造のものも用意されています。

所在地
大阪府門真市大字門真1006番地

ツバメ無線株式会社

ツバメ無線株式会社は本社を群馬県に構え、電子部品の製造を行っている会社です。エンコーダの月産約30万個を、国内・国外問わず多くの企業が採用しています。品質を第一として品質管理を行っており、可変抵抗器専門メーカーとして、小型化・薄型化の独自の展開を図っています。

所在地
群馬県前橋市上大島町220番地

ifm

アブソリュート式エンコーダ・インクリメンタル式エンコーダを取り扱っている企業です。幅広い製品ラインナップでよりお客様のニーズに合うエンコーダを提供しています。すべての製品がコンパクトで頑丈、実績がある業界標準に適合する設計で製造されています。

所在地
東京都中央区日本橋本町4-4-2 東山ビルディング10F

ターク・ジャパン株式会社

ターク・ジャパン株式会社では、世界中に広がるタークの製品を日本国内で取り扱っている会社です。タークは製品数が多く、エンコーダの種類も豊富です。さまざまな産業のソリューションを提供する会社として、ニーズにマッチする製品を作り続けています。

所在地
公式HPに記載がありませんでした。

QUESTION AND ANSWER

エンコーダ
何でもQ&A

エンコーダを選定・導入するにあたり、さまざまな疑問が生じることも多くあります。そこで、ここではエンコーダに関するよくある質問と回答についてまとめてみました。分解能・寿命・価格相場・精度・誤差原因と対策といったエンコーダについての知識を深く学ぶと共に、疑問をスッキリ解決しましょう。

Q分解能と
パルス数とは?

A
エンコーダの製品情報を見ると、「分解能」「パルス数」といった文字が目に入ります。この分解能とパルス数とは、一体何を表すものなのでしょうか。
分解能をはじめ、回転あたりのパルスやカウント、ラインについて解説します。

分解能とパルス数
について詳しく見る

Qエンコーダの寿命は?

A
ロータリーエンコーダは電子部品のひとつですが、どれくらいの耐久性があるのでしょうか。
ここでは、ロータリーエンコーダの軸受の寿命や故障の原因、寿命を左右する保護等級(IP)について詳しくまとめています。

エンコーダの寿命
について詳しく見る

Qエンコーダの
価格相場は?

A
いざエンコーダを導入しようと考えたとき、やはり気になるのはコスト面ではないでしょか。ここでは、光学式と磁気式、アブソリュート方式とインクリメンタル方式について、出力による費用の違い、価格相場についてご紹介します。

エンコーダの価格相場
について詳しく見る

Qエンコーダの
精度とは?

A
エンコーダを選ぶ際のチェックポイントとしても、注目したい精度。この精度とは何を指すのか、分解能とは何が違うのかについてまとめました。
また、エンコーダの繰り返し精度についても紹介しています。

エンコーダの精度
について詳しく見る

Qエンコーダの
誤差原因と対策は?

A
精度の高さが求められるエンコーダですが、何らかの原因で誤差が生じることもあります。
ここでは、エンコーダの誤差原因となる要素と、その対策方法について解説。エンコーダの基礎知識としてもチェックしておきましょう。

エンコーダの誤差原因と対策について詳しく見る

条件別エンコーダ3選
さっそく見る